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今回は、「あの子がアイツに恋をしてわたしは嘘つきになりました」を撮られました、監督HINATA(17)と補助Johnny(17)にインタビュー形式で本作品の魅力についてお聞きしました。

 

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-今回はキネブラ初の「高校生のみ」というチーム編成での制作でしたが、いかがでした?

HINATA「なんすか、なんすか~、インドのパンはナンすか~」(テンション↑↑)

Johnny「… … …ふつう」(小声)

 

-対照的なお二人ですね。まず最初に、今回、HINATA監督が監督・撮影・編集を兼任されたということですが、一番苦労したことについて教えてください。

HINATA「自分は映像が好きで好きでたまらない。だから、基本、苦労っていうか“辛い”とか思ったことは一度もないですね。四六時中、映像の事を考えてます。授業中、飯食ってる時、排便中、自分のヘソの匂いを嗅ぎながら、生活指導部の教師に胸ぐらを掴まれている時、カラスに襲われながら、取り調べ室の中や、“あの娘をはじめて抱いた夜”も映像のことを考えていましたね。」

 

-そ、そうですか。てか、取り調べ室の中って!一体何をやったんですか。

HINATA「そんなことよりも、僕なんかよりずっと大変なのは“サイガー”です。天敵の狼が絶滅したにもかかわらず、人間が食用の為乱獲し、またその角は薬にもなると信じられていて、一時期1000頭あまりにまで減ってしまったんですよ。そもそも、モンゴルやカザフスタンなどに生息していたこのザイガーは…。」

 

制作日記1

 

-ザイガーの豆知識はもういいですよ。

HINATA「なんですって!ザイガーはもういいと仰る!!ザイガーが絶滅したら誰が困ると思います。あなた、困るでしょ。ザイガーの鼻は匂いをよく嗅ぎわける時に役立つだけじゃないんですよ。ザイガーの生息している場所はとても寒いので、鼻を湿らせ、温めて体内に取り込んでいるんです。まさに、自然の加湿器、自然のヒーター。だから、あなたにとってザイガーは非常に貴重な存在なんですよ、おわかりですか!」

 

-さっぱりわかりませんが。

HINATA「だって、あなた、ザイガーにそっくりじゃないですか。ほら、鼻のあたりが。あなたの一族が絶滅するんですよ。あ、僕はザイガーが絶滅しても別に困りませんけど。」

 

制作日記2

 

-私も両親も日本生まれの人間です。では、今回のストーリーについて核心に迫りたいと思います。まず、この話には、視聴者への“ギミック”が大きなポイントとなっていますが、その辺についての映像表現・手法についてお話しいただけますか。

HINATA「一般の方にも分かりやすく、映像用語や特殊な機材・手法などは使わない方がいいですか?」

 

-はい、できるだけ一般の人にもわかりやすくお願いします。

HINATA「では、切ない=残尿感、彼女=デジタル、彼=寿司職人、告白=バックドロップ、被写界深度=コナン君の推理、単焦点レンズ=7個のドラゴンボール、セリフ=二度目の公判、3軸ハンドヘルドジンバル=盗んだバイク、にそれぞれ置き換えてお話しします。

このお話しの核は“恋は時には両想いでも残尿感で儚い”ということなんです。冒頭、デジタル寿司職人バックドロップをして寿司職人からの返事を待っている状態=片想い、という残尿感を皆さんは感じたはずです。ここはデジタルの心情表現が大事ですから、コナン君の推理の浅い7個のドラゴンボールを使用しました。ところが、寿司職人デジタルの事を好きだと言う二度目の公判。みなさんは、アレ?という不自然さを感じたはず。ここではデジタル寿司職人のツーショットから寿司職人を回り込むようなカメラワークになりますので、コナン君の推理は深め、そして移動には盗んだバイクを使用しています。そして、デジタルの次の二度目の公判で“ああ、そうだったのか!”と真実を知ることになります。バックドロップしたのは実は逆であった!と。」

 

-余計にわかりにくいです。てか、さっぱりわかりません。

HINATA「故・星新一さんの脚本術を学んだのですが、分かりにくかったですか?」

 

-あまり役には立っていないようですね。では続いて役者さんについてお聞きしたいと思います。笹川祥太郎役の鎌田恭太郎くんについてお願いします。

HINATA「彼は僕の同級生で、もちろん芝居の経験はゼロ。最初はなかなか出演を渋っていたのですが、ヒロイン役の“江戸川とーい”の写メを見せた0.3秒後にOKをもらいました。なかなかのクズっぷりです。あ、ちなみに彼は僕と同じく童貞です。」

 

制作日記3

 

-そんな、カミングアウトいらないです。その江戸川とーいさんは役者さんですか?

HINATA「いいえ、彼女も芝居については素人です。彼女は、後述する“広岡聖”の紹介なんです。普段は日本橋の男装喫茶“Host De Romeo”というお店で働いています。普段から、演じるということに慣れているでいか、演技もなかなか上手でしたよ。見た目がキュートなうえに、とても礼儀正しく控えめな人です。彼女が撮影に使用した制服を巡って、誰がソックスを持って帰るかで、スタッフ間でトラブルになりました。結局、ネットーオークションに出品することで事無きを得ました。」

 

制作日記4

 

-二つ目のギミックとしての“あいつがアイツ拙者編”に出演していたのが“広岡聖”さんですね。彼はオタク男子として振り切った演技を怪演(好演)していたと思いますが。

HINATA「それは買被りというものです。普段の奴は、あの演技の400倍は気持ち悪い奴です。演技とか舞台を学ぶ学校に通っているとのことですが、日常はおおかた、難波とか天王寺の繁華街で盗撮とか痴漢をしてるんじゃないですかね。僕も17年程しか生きていませんが、あれほど人の心の奥底をイラッとさせる有機物はこの地球上にはないのではないかと思っています。ゴミ、カス、クズ、使用後ナプキン、人の残骸、不協和音製造機、不要物 … どんな罵り言葉を以てしても奴の虫ケラ以下感は否めません。あ、虫ケラに悪いから謝ろう、虫ケラさんごめんなさい。」

Johnny「… … …鼻クソ」(小声)

 

-ああよかった、生きてたんですね、Johnnyさん。保存状態の良い遺体かと思いましたよ。ところで何故、そんな人間を出演させたのですか?

HINATA「何度、突き放しても勝手に懐いてくるんで、困ってるんですよ。スタッフとか他の役者の嫌な顔にも全く動じない、言わば鋼のハートの持ち主です。最近では、うちの事務所の台所で勝手に鶏ガラスープとかを作っています。」

 

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-今日はありがとうございました。最後に今後の制作についての抱負などあればどうぞ。

HINATA「とにかく今は一人でも多くの人に僕の作った映像を見てもらいたい。人生って1回しかないから頑張れると思う。 終わりがあるから、今の一瞬一瞬を大切にしないといけない。片手で簡単に掴めるようなチャンスなんて本物じゃない。両手でガッツリ掴まないと本物は掴めない。これから俺たちが生きていく未来は、あの時はよかったなんて言いながら生きていく未来じゃないんだ。明日を強く生きていけるために俺たちは撮る。今日の素敵な感覚を失うんじゃねぇぞ。俺は撮る準備が出来た!ってTAKUYA∞も言ってた。」

 

-よくわからない締めの言葉、ありがとうございました。

 

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